FLIGHT NURSE
限られた時間と空間の中で、医師や多職種と連携しながら、患者の命をつなぐ現場の調整役として看護を行います。状況を見極め、必要な準備や調整を丁寧に進め、安心と安全を届けることがフライトナースの大切な役割です。
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IP無線機
院内外で使用する連絡用アイテムです。院内では、フライトドクター、フライトナース、運航クルー(CS、操縦士、整備士)、警備、救急外来、事務員が連絡を取り合うために使用し、院外でも活動中の通信手段として活用します。また、携帯機能があるため、救急隊や運航対策室との連絡にも利用できます。さらに、写真や動画の撮影機能も備えています。
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メディアレイ
現場で撮影した動画映像を、院内のドクターヘリ運航対策室や救急外来に転送できるシステムです。これにより、活動状況を視覚的に把握することが可能になります。
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ウエストポーチ
ウエストポーチには、点滴ルート確保に必要な物品など、それぞれがすぐに使用できるものを収納しています。また、看護師が肌身離さず管理できるように、鎮痛剤や鎮静剤などの麻薬類を携帯しています。時には、現場からドクターヘリで戻れない場合もあるため、必要に応じて現金も入れています。
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ペン、ペンライト、はさみなどの小物類
筆記用具は必需品であり、現場でのメモ取りのために、ボールペンとサインペンの両方を携帯しています。はさみは、患者さんの衣類を切る必要がある場合に備えて常に持ち歩いています。その他、ペンライトやペアン、時計など、各看護師が必要と考えるアイテムを携帯しています。